小児急性リンパ性白血病に対する多施設共同研究(JACLS-ALL02)
による治療を受けられた患者様・ご家族の皆様へ
今回、骨壊死合併症例に関する研究「小児急性リンパ性白血病に対する多施設共同研究(JACLS-ALL02)における骨壊死合併症例の検討」を実施いたします。そのため、過去にJACLS-ALL02による治療を受けられた患者様の診療録を過去にさかのぼって調査させていただきたいと考えています。
研究の目的
複数の抗がん剤やステロイド剤を組み合わせた治療に伴う副作用として、骨壊死があります。骨壊死を発症すると運動制限など、日常生活に支障をきたしてしまいます。日本人を対象とした骨壊死の頻度やリスクファクターを明らかにした報告はありません。
このため、骨壊死がどのくらいの患者さんで発症しているのか、どういった患者さんに骨壊死が起こりやすいのかなどを調べたいと考えています。
研究の方法
・対象となる患者様について
この研究の対象となるお子さんは、急性リンパ性白血病と診断され、小児白血病研究会(JACLS)の作成する、JACLS-ALL02プロトコールによる治療を受けられたお子さんです。
・方法について
収集する主な情報は以下の通りです。
診断時の白血病の特徴や白血病に対する治療内容や骨壊死の発症状況など。
氏名や住所などの個人情報は含みません。
・資料の管理について
情報はすべて匿名化され、個人が特定されることはありません。また、研究結果が公表される場合でも個人が特定されることはありません。
ご自分、あるいはご家族の情報を本研究に登録したくない場合は、下記連絡先までご連絡ください。なお上記までに申し出がなかった場合には、参加を了承していただいたものとさせていただきます。
ご希望があれば、個人情報の保護及び本研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、研究計画及び研究の方法に関する資料を入手又は閲覧することができます。その場合は、下記連絡先までご連絡をお願いします
連絡先
今村俊彦(京都府立医科大学小児科,
TEL : 075-251-5571)
坂本謙一(京都府立医科大学小児科,
TEL : 075-251-5571)
堀浩樹(三重大学医学部附属病院小児科 TEL
:059-231-6003)